仏像のいろいろ、念仏宗の三尊って?

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仏像のいろいろ、念仏宗の三尊って?

阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩を阿弥陀三尊とする念仏宗ですが、我々宗教に疎いものにとっては、この三尊の違いがいまひとつ分かりません。
どうやら仏像にもいろいろとあるようです。
まず仏像には如来、菩薩、明王、天、その他の5つに分けられます。
このうち如来と菩薩について見てみましょう。
如来とは悟りを開いたあとのお釈迦様のことで法衣と言われる衣をまとっただけの質素な姿が特徴です。
髪は螺髪と呼ばれる一本一本巻貝のような丸まった髪型をしており、装飾品などは付けていません。
代表的なものに奈良の大仏様があります。
一方菩薩は悟りを開く前のお釈迦様の姿です。
尚、お釈迦様という言い方は観音菩薩の一般的な呼び方ですね。
菩薩は修行中の釈迦の姿が原型で貴族の王子として裕福な家柄からアクセサリーなどの装飾品を身につけてます。
髪型は高く結い上げており、代表的なものに浅草の観世音菩薩があります。
念仏宗の観音菩薩は阿弥陀如来の「慈悲」を表す化身で勢至菩薩は「智慧」を表す化身とされています。

念仏宗は仏教経典を基とし依処とする

極楽往生のため阿弥陀仏の救いを信ずることを説く宗派が念仏宗なんですが、改めてこの「念仏」とは何かって考えてしまいます。
我々一般人には「お葬式で聞くお経のこと?」でしか思いつきませんよね。
まず念仏宗には「融通念仏宗」、「時宗」、「浄土宗」、「浄土真宗」とありいずれも「南無阿弥陀仏」を唱えることを基本とします。
「南無」は深く信心する、「阿弥陀仏」は仏様のことで「阿弥陀仏さま、あなたに心から信心します」と言う意味で「念仏」は仏の相好や功徳を心に思い浮かべることです。
では「お経」は何でしょう?端的に言えばお釈迦様の言葉で、弟子たちに伝えた説法という形がとられています。
主なものに「法句経」「阿含経」「般若経」など多くの経があり、どの経を重視するかで宗派が違います。
どの経典も漢字ばかりの字面が続き、お坊さんが音読で唱えるので何を言ってるか分かりません。
経典が作られたのは釈迦の死後二百年もたった後、それまでは記憶暗礁によって伝えられたそうで驚きです!念仏宗はこの仏教経典を基にしています。

大涅槃を目指す念仏宗の涅槃とは?

人の道を歩むことを教え、大涅槃への縁を結ぶために建立されるのが仏教寺院とする念仏宗ですが、この「涅槃」とはどういう意味でしょう?まず端的に説明しますと人間が持つ本能から起こる迷いがなくなった状態で安らぎの境地のことを言います。
つまり煩悩が消滅した状態のことです。
仏教の理想である仏が悟りの境地を得たことを指し、死を表す言葉だそうです。
サンスクリッド語では「ニルバーナ」と言い、命が吹き消されたことを表します。
迷いで燃える火が消え、悟りの境地に入ったと言う意味で似たような言葉に「解脱」がありますが、順番は解脱の方が先でそのあとに涅槃が来るそうです。
ちょうど初日の出と元日の違いに似ています。
念仏宗を勉強して楽しいと思ったこと
涅槃はお釈迦様の死を表す意味でもあり、この様子を記した「釈迦涅槃図」には頭を北に向け右脇を下にし横たわるお釈迦様の姿が描かれており、故人を「北枕」にして寝かせるのはこのためです。
こうして念仏宗の総本山は大涅槃を目指して佛教之王堂を建立しています。

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